「中新田・昭和の建物」

何気なく通過していた界隈も、見直してみると趣のある建物や通りがあることに気づく。隣の部落のこの建物もその一つで、昭和の中期に建てられたと思われる。北面の壁がつづら折り状に4面からなっている。昔、左は田んぼで、あぜ道だったこの道は天満宮や町に出る時の近道だった。斜めの道に対して真南に向けて家を配置するために4面分割の壁が作られたのだろう。複雑な構造になるため当然お金も高くなるのだけれど。建てた人の気骨が感じられる。数年前までは屋根を越える背の高い樹がそびえていて描きたいと思っているうちに切られていた。 (2016.12.3)

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