「阿東渡川にて」

予てから行ってみたかった津和野城址にむかって山口から9号線を北上した。長門峡を過ぎ大きな峠を越えると左手に赤瓦の集落が見えて来、ここも描きたいと思っていた場所だったので後続車に押されて左折できる信号まで進み脇道にそれた。左折した道を進み旧道を引き返した。JR山口線も平行している。赤瓦の集落にさしかかったところで見たような男性が仕事をしておられ家の周辺には木彫の動物たちが置かれているのでチェーンソーアーチストの林隆雄さんとすぐに分かった。林さんは私と同じ自治会の出身で阿東町で工房を持たれていると聞いていた。秋の文化祭には毎年作品展示をお願いしている。そんな林さんに導かれてこの場所に遭遇したように感じた。工房で沢山の作品を見せてもらい今年の文化祭のお願いをし、スケッチポイントに向かった。直近の無人駅は「渡川」とあった。積んでいった自転車で国道に近い高さまで上がりあぜ道で描いた。ちょうど津和野方面からの1両電車が左の方へ通過した。屋根の色と連動して見えた。林さんのお宅は絵の中央辺りにある。(2016.5.20)
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