「一馬本店裏手」

 防府で味噌醤油の醸造所といえば明治32年創業の一馬本店。HPではその以前は酒蔵を生業にされていたとのこと。以前工場見学をしたときに、工場の中には麹菌が染み付いていると話されていた。裏手のモルタル造の建屋には沢山の小さな蔦のような植物が張り付いていて歴史を感じさせられる。HPの中に「手前味噌」の語源が出ている。昔は家庭ごとに自家製の味噌を作っていて、近所に「手前の味噌ですが・・」と言っておすそ分けをしあっていた。これが語源だとか。口には出さないが味の自慢をしあっていた様子がうかがえる。そういえば我が家でもばあちゃんが、だいがらの臼で大豆を突いて風呂場の横で味噌を作っていたし、近所の家々には陶器の味噌樽が今でも残っている。スケッチした日の一馬さんのブログに、社長のお母さんが急逝されたと載せられていた。ご冥福をお祈りする。(2016.3.20)





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