松尾観音

県道184号線を走るときに映画「阿弥陀堂だより」の阿弥陀堂みたいな茅葺のお堂が小高いところに見え、行ってみたいと思っていた。そして裏山の松尾山も歴史的に興味深く思っていたので付近を散策した。
 松尾山は奈良時代の後期(784)、天台宗・松尾山天皇院として創建され西の高野山とも称せられ、806年には最澄上人が下向した。山中には塔頭12坊を建立、立派な堂塔伽藍が立ち並び、南北朝から鎌倉時代に大いに栄えたという。1581年、織田信長の高野聖千余人斬りなどがあった混乱期に、僧の多くは殺され、全山焼失した。天正14年、松尾山 光明寺 (浄土真宗)として再興し現在に至るという。
お堂には、 海川や 調べ添うなる松尾寺  ここにせうじの むかう音楽
 と御詠歌 が記してあった。 (2009.5.26)

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